Moonstake(ムーンステーク)のユーザーは、QTUMを使用してステーキングに参加が可能になりました。これにより、ウェブウォレットのステーキングプールを通じて報酬を獲得することができるようになりました。

 

MPoSと呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを採用した暗号通貨QTUMは、シンガポールの非営利ソフトウェア開発団体であるQTUM Foundationによって、2016年にリリースされました。QTUMは、Amazon Web Services(中国)やGoogle Cloud Platformから、オープンな開発者向けに統合されたブロックチェーン上の様々なアプリケーションやソフトウェアを発表しています。QTUMはで、イーサリアムのスマートコントラクト機能とビットコインのセキュリティを組み合わせ、大規模な組織でのアドプションに適したコインとなっています。

 

Moonstakeは、創業以来、革新的なステーキングプロトコルを自ら開発することにより、アジア地域や世界規模で高まる需要に応えることを目指してきました。Moonstakeのプロダクトは、ステーキング機能を備えているワンストップソリューションであり、ウェブウォレットとモバイルウォレット(iOS / Android)を介して、ユーザーが暗号通貨の使用を円滑化し、暗号通貨の可能性を最大化するためのゲートウェイになっています。現在、Moonstakeのステーキングプールは、Cosmos、IRISnet、Ontology、Harmony、Tezos、そして、直近ではADAのステーキングを行えるようになりました。このステーキングコインのラインナップに、QTUMが7番目のコインとして加わることになります。

 

Qtumは先日、2020年8月28日に予定されているブロック高680,000で行われるハードフォークについてニュースを発表しました。このハードフォークによって新たなコインが誕生することはありません。このハードフォークに関わらず、MoonstakeのウェブウォレットはQTUMをサポートし、ユーザーはワンクリックでステーキングをすることができます。

 

QTUMをステーキングして報酬を得るためには、ユーザーはMoonstakeウェブウォレットにQTUMを保有する必要があります。100QTUM以上のUTXO(Unspent Transaction Output)がステーキングされます。ブロック生成に選ばれるとすぐに報酬が配布されます。ブロックチェーンから自動的に報酬が配布されるため、「報酬を請求する」必要はありません。ステーキング中でも、いつでも自由にウォレット内のトークンを送受信することができます。ロックアウト期間はありません。


今回のQTUMステーキング開始に伴い、Moonstakeのユーザビリティは一層向上します。3月のステーキング実装以降、Moonstakeのステーキングプールは、5ヶ月間でステーキング総額35億ドルを超えました。QTUMの追加で、アジア最大のステーキングプールに向け、一層ビジネスを拡大していきます。

 

Moonstakeについて

Moonstakeは、アジア地域や世界規模で高まる需要に応えるため、ステーキングプール・プロトコル開発のために設立されました。Moonstakeはステーキングプールのプロトコルを開発し、パートナーや会社を通してサービスを提供していきます。

 

Moonstakeは暗号資産保有者にとって活発的な環境を提供するアジアにおいて最大ステーキングプールネットワークになることを目標としています。アジアを率いるエコシステムを構築していくためにEmurgo、Ontology、NEO、PundiX、Wanchain、Qurasらと、次々とメジャープロジェクトとのパートナーシップを拡大しています。さらに、日本最大のブロックチェーンハブのBinarystar、シンガポールCatalist上場企業のOIO Holdings Limited (SGX: OIO)、と提携しています。アドバイザーには、世界的なプロジェクトのLISKや、プロジェクトの著名プレイヤーを迎えています。

 

https://www.moonstake.io/ 

 

QTUMについて

Qtumはオープンソースのパブリックブロックチェーンプラットフォームで、UTXOのセキュリティを活用しながら、EVMや革新的なx86 VMを含む複数の仮想マシンを可能にします。QtumはPoSベースで、スマートコントラクトを利用して特定のブロックチェーン設定を変更できる分散型ガバナンスプロトコル(DGP)を利用していることが特徴的です。

 

https://qtum.org/en

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