2021年は暗号資産市場において飛躍的な1年となりました。世界中でデジタル資産、NFTをはじめとするブロックチェーン技術が使われたマーケットの成長とテクノロジーの導入において大きな変革をもたらしました。私たちMoonstakeも怒涛の1年を過ごしました。世界中のユーザーとパートナーのサポートのおかげで、Moonstakeは世界のステーキングプロバイダーのトップランキングにノミネートされ、ステーキング資産の総額は18億ドルに達しました。2022年を迎え、Moonstakeとパートナーは、Moonstakeのプラットフォームのスケールアップと進化に伴い、多くのエキサイティングなニュースやプログラムをお届けしていきます。年始に際し、2022年のパートナーの最新情報や期待されるアップデートを、戦略的パートナーと共同で連載していきます。今回はTezosについてご紹介します。
2020年8月より、MoonstakeはTezos財団が支援する韓国のTezosブロックチェーンスタートアップあるTZ Venturesとの戦略的パートナーシップにより、XTZステーキングをサポートしています。それ以来、MoonstakeはTezosエコシステムの認知度向上とXTZステーキングの利用を促進する数々のキャンペーンをグローバルユーザーに開催してきました。
2021年は数多くの人々が暗号資産への投資や利用などが過去最高となり、Tezosは注目される主流のコインの1つとなりました。Ubisoft、Red Bull、McLaren、The Grammy Awards、Groupe Casino,Whitney Houston、Doja Cat、Linkin Park、ケンブリッジ大学、カトリック教会、国連移住機関、Deloitte、Save the Children、国連開発計画(UNDP)など、多くの有名企業がTezosネットワーク上にNFT関連、DeFi関連、DAppsなどの構築を開始したことでTezosは大きく成長しました。2021年末までに、Tezosはメインネット上で3300万以上のコントラクトコールを記録し、2450万トランザクションがNFT関連でした。今回はTZ Venturesに、2022年のTezosエコシステムとそのユーザーコミュニティにどんなことが待ち受けているのかをインタビューしていきます。
Q1 2021年の成果のうち、最も充実した成果はどんなものですか?
私たち(TZ Ventures)は、2021年に1シード、1シリーズA、1シリーズBの資金調達資金を受け取ったインキュベーション会社を非常に誇りに思っており、今でも技術コンサルティングを含むサポートを行っております。また、ゲーム、NFT、K-POP、フィンテック業界の著名なプロジェクトと協力し、ブロックチェーン研究のMOUを多数締結しています。さらに、現在、アジアで次の大きな話題になると予想されるメタバースやNFTの分野で、既存の企業をインキュベートしています。
Q2 2022年、Tezosの普及をさらに進めるために、どのような施策を行う予定ですか?
まず、Tezos財団の助成金申請・受給のためのプロジェクト支援に焦点をあてていきます。2021年第2四半期以降、少なくとも8カ国の200以上のプロジェクトに対して250万米ドル以上の助成金が付与されています。また、Tezos FoundationがNFTの開発者やクリエイターに人気のあるブロックチェーンと位置づけたことを活かして、注力します。Tezosで最も注目すべきは、クインシー・ジョーンズが支援するOneOfやAmplifyXなどの音楽NFTプラットフォーム、そしてTezos上に構築された多くの中でアートNFTマーケットプレイスのHic et Nuncです。F1チームのRed Bull Honda RacingとMcLaren RacingもTezosと提携し、ファンエンゲージメントのためのNFTを構築・作成しています。
Q3 2022年にユーザーがTezosに期待することは何ですか?
前述の通り、Tezos Foundation Grantsのプロセスがより速くなることが期待できます。また、ブロックチェーンのエネルギー効率に優れた設計とガス料金の低下により、Tezosネットワーク上でNFTが盛んになるでしょう。
Moonstakeは、TZ Venturesの戦略的パートナーであることを誇りに思います。私たちは、成長・発展し続けるTezosエコシステムの強力なサポートを継続し、2022年に世界中のXTZと暗号資産ユーザーにさらに大きな価値をもたらし、TezosとMoonstakeのエコシステムの利用を共に加速させたいと願っています。
Moonstakeについて
Moonstakeは、世界のリーディングステーキングサービスプロバイダーとして、法人及び個人向けの分散型ウォレットサービスの開発と運用を行っています。
2020年8月よりステーキング事業を本格化。世界中のユーザーから支持を集め、総ステーキング資産は18億ドル(約2000億円)に上ります。2021年6月に、世界1万5000のステーキング・プロバイダーで3位にランクインを果たしました。
これまで、Cardanoの構成組織であるEmurgoやTRON、NEOら主要ブロックチェーンを含め、約30のパートナーシップを通じたビジネスやエコシステム拡大を図ってきました。2021年5月には、シンガポール証券取引所の上場企業”OIO Holdings Limited”の100%子会社となり、一層の事業の拡大と信頼性の向上に努めています。
TZベンチャーズについて
TZベンチャーズは、Tezos上のアーリーステージのブロックチェーンスタートアップをインキュベートしています。韓国でTezosをベースに構築し、エクイティファイナンスに踏み出すプロジェクトのサポートを提供してます。主にTezos上のプロジェクトをインキュベートし、ブロックチェーン技術の実際のビジネスユースケースを構築することを目的としています。オフィススペース、技術サポート、メンタリング、マーケティング、パートナーシップ、資金調達など、スタートアップを支援するプログラムを定期的に実施しています。