2021年は暗号資産市場において飛躍的な1年となりました。世界中でデジタル資産、NFTをはじめとするブロックチェーン技術が使われたマーケットの成長とテクノロジーの導入において大きな変革をもたらしました。私たちMoonstakeも怒涛の1年を過ごしました。世界中のユーザーとパートナーのサポートのおかげで、Moonstakeは世界のステーキングプロバイダーのトップランキングにノミネートされ、ステーキング資産の総額は18億ドルに達しました。2022年を迎え、Moonstakeとパートナーは、Moonstakeのプラットフォームのスケールアップと進化に伴い、多くのエキサイティングなニュースやプログラムをお届けしていきます。年始に際し、2022年のパートナーの最新情報や期待されるアップデートを、戦略的パートナーと共同で連載していきます。今回はOrbsについてご紹介します。
2021年4月から現在にかけて、MoonstakeはOrbs Network開発チームとの戦略的パートナーシップにより、公式ネットワークGuardianとしてOrbsのステーキングをサポートしています。以来、Moonstakeはクイズ企画など、Orbsステーキングの認知・普及を促進するキャンペーンを多数開催してきました。現在、Moonstakeは全Orbsバリデータのランキング上位に位置しており、全25あるのORBSガーディアン中で10位にランクインしています。
Orbsにとって、2021年は革命的な年であり、イノベーション、大規模なエコシステムの成長、変革の年でした。堅実かつ綿密な調査と戦略的プランニングの結果、Orbsチームは、DeFiとNFTこそがブロックチェーン技術から繰り広げられる最もイノベーティブなものだと考え、Orbsコアチームは今後の展望をDeFiとNFTの領域に見据えていくことを決定しました。
Orbsはまた、セキュリティとパフォーマンスを強化するために、Moonstakeはもちろん、日本のガーディアン、D-Kuruを含む多くの新しいガーディアンをネットワークに迎え入れました。また、Solana、Binance Smart Chain、Polygon、Harmony、AvalancheなどのDeFiに特化した主要なブロックチェーンとの統合を行い、DeFiの推進を加速し、マルチチェーンアセットとしての地位を確立しました。
今回は、Orbsのパートナーに、2022年のOrbsのエコシステムとそのユーザーコミュニティに何が待ち受けているのかをインタビューしていきます。
Q1 2021年の成果のうち、最も充実した成果はどんなものですか?
DeFiに移行して以来、Orbsのエコシステムは急速に拡大しています。ここでは、Orbsチームが最近発表したイノベーションと統合についていくつか例を挙げていきたいと思います。
・Orbsは現在、6つの主要なレイヤー1(L1)チェーンすべてで稼動しています。
Ethereum, BSC, Polygon, Solana, Avalanche そして Harmonyにの6つの主要なレイヤー1のチェーンで稼働しております。これにより、17以上の主要なDeFiプロトコル(UniSwap、SushiSwap、PancakeSwap、Kyber Networks、1inch、Alpaca Finance、Beefy Finance、QuickSwap、DinoSwap、Raydium、Trader Joe、Pangolinなど)とOrbsエコシステムの統合を加速することになりました。
これらのマルチチェーン統合はすべて、Orbsのさらなる拡大のために必要なベースを打ち立てるものです。OrbsのDeFi相互運用性は、プロジェクトのロードマップの次の段階であるレイヤー3(L3)独立実行レイヤーとして重要な役割を担っています。
現段階では、プロジェクトは、EVMベースのL1sおよびL2sチェーンと連携して動作する独立した実行層としてOrbsネットワークを活用し、EVMスマートコントラクトの能力を強化することに重点を置いています。私たちはこのアーキテクチャをL3実行層と呼びたいと考えています。
・Orbsパブリックブロックチェーンインフラストラクチャについて
Orbsパブリックブロックチェーンインフラストラクチャは、パーミッションレスバリデータのパブリックネットワークであるガーディアンによって運営されており、ORBSトークンPoSによって運営されるEVMベースのL1およびL2と連動する独立したL3実行レイヤーを可能にしました。
OrbsのL-3機能は、Open DeFi Notifications Protocol(DeFiユーザーにオンチェーンイベントの分散型無料モバイル通知を提供するオープンイニシアチブ)で展開されています。これは、レイヤー3実行プロトコルとしてのOrbsのユニークなL3ポジショニングを利用し実証する、チームによる最初のプロジェクトです。立ち上げ直後から、我々はすでに一流のDeFiプロトコルのリストを持ち、そのプラットフォームが通知アプリに統合されています。これらのプロトコルは、Ethereum, BSC, Polygon and Avalancheなど複数のチェーンにまたがり、複数の機能性を持っています。DEX-AMM、イールドアグリゲーター、Vaultsなどです。
また、これらの統合により、Orbs Networkはマルチチェーンステーキングを実装することで、そのハイブリッドアーキテクチャに別のブロックチェーンを追加し、多様化することができます。Orbs TokenのステーキングをEthereum上だけで行うのではなく、DelegatorはPolygon上の並列ステーキングシステムに参加する選択肢を持つことになるのです。
Orbsは最近、EthereumとPolygonにマルチチェーンステーキングを導入した最初のプレイヤーの1つとなりました。この戦略的ソリューションは、Orbsステーキングコントラクトとやり取りするOrbsデリゲーターの現在の高いイーサリアムガスコストを完全に軽減することさえ期待されています。
詳細については – プロジェクトの範囲が豊かで多様であることを確認するために、私たちのソーシャルメディアチャンネル、ニュース、ブログページをチェックしていただけると幸いです。
Q2 Orbsのさらなる普及のために、2022年にはどのような施策を行うのでしょうか?
上記の通り、PolygonネットワークからスタートしたL3アーキテクチャとマルチチェーンOrbs PoSステーキングのさらなる発展を目指し、現在取り組んでいるところです。
Orbsチームは現在、マルチチェーンOrbs PoSステーキングの提案の技術的な詳細について取り組んでいます。並行して、OrbsガーディアンやOrbsコミュニティとの継続的な議論を開始し、この提案の様々な側面を提示し、注意点やフィードバックを検討する予定です。
Orbsチームは、V2発売後にコミュニティから寄せられた重要なフィードバックに対応していくことについて、非常に楽しみにしています。Polygonでのステーキングは、PoS UniverseのステーキングへのOrbsトークン保有者の参加を後押しし、Orbsをマルチチェーンプロトコルとして強固なものとなっていくことが予測されます。
Q3 2022年にユーザーがOrbsに期待することは何ですか?
2022年、Orbsはそのガバナンス機構の主要な部分が複数のチェーンに展開されるアーキテクチャを実装する予定です。
Polygonでのステーキングは、PoS UniverseのステーキングへのOrbsトークン保有者の参加を高めると同時に、Orbsをマルチチェーンプロトコルとして確固たるものにすると期待されています。
このように、Orbsチームは常にプロジェクトの新しい機会、拡大すべき新しいチェーン、検討すべき新しい戦略的統合、そしてテストすべき新しい技術的機能を研究しています。私たちは、暗号資産業界が来年もどのように進化していくかを予見できる人はほとんどいないだろうと考えています。
Moonstakeは、Orbsの戦略的パートナーであることを誇りに思っています。私たちは、成長し続けるOrbsのエコシステムを強力にサポートし続け、2022年にはOrbsとMoonstakeのエコシステムの採用を共に加速させるために、世界中のOrbsと暗号ユーザーにさらに大きな価値をもたらすことを望んでいます。
Moonstakeについて
Moonstakeは、世界のリーディングステーキングサービスプロバイダーとして、法人及び個人向けの分散型ウォレットサービスの開発と運用を行っています。
2020年8月よりステーキング事業を本格化。世界中のユーザーから支持を集め、総ステーキング資産は18億ドル(約2000億円)に上ります。2021年6月に、世界1万5000のステーキング・プロバイダーで3位にランクインを果たしました。
これまで、Cardanoの構成組織であるEmurgoやTRON、NEOら主要ブロックチェーンを含め、約30のパートナーシップを通じたビジネスやエコシステム拡大を図ってきました。2021年5月には、シンガポール証券取引所の上場企業”OIO Holdings Limited”の100%子会社となり、一層の事業の拡大と信頼性の向上に努めています。
Orbsについて
Orbsは、オープンソースのパブリック・ブロックチェーン・インフラストラクチャで、多数のアプリケーションが利用される想定で設計されているパブリックブロックチェーンインフラストラクチャです。Orbsプロトコルは、Proof-of-Stake(PoS)コンセンサスを使用し、パーミッション不要のバリデータのパブリックネットワークによって実行される分散型です。
Orbsは、EVM互換ブロックチェーンとの相互運用性のために設計された独自の機能と、ノードの分散型ネットワークにより、EVMスマートコントラクトの機能を強化するために動作する別の実行層(「L3」)としてセットアップすることが可能になっています。Orbsは、階層化されたブロックチェーンスタックの一部として他のL1およびL2ソリューションと連携することで、DeFi、NFT、Metaverse、GameFiの可能性の全く新しいスペクトルを切り開くことができます。
Orbsは2017年に設立され、2019年3月にメインネットとトークンをローンチしました。Orbsは30人以上の専門チームによって開発されており、テルアビブ、ロンドン、シンガポール、東京、ソウルにオフィスを構えています。
詳細については、www.orbs.com または以下のコミュニティにご参加ください。
テレグラム: https://t.me/OrbsNetwork