Moonstakeは、2019年に立ち上げられた世界的なスタートアップ向けアクセラレータープログラムの「IBMのHyper Protect Accelerator」に選出されました。このプログラムはIBM社とVillage Capital社が共催し、データ保護やプライバシー、セキュリティに焦点を絞ったソリューションを提供するテック系スタートアップに向けたメンターシッププログラムです。
IBM Hyper Protect Acceleratorでは、過去、グローバル規模で活躍するフィンテック、ヘルステック、インシュアテックなどのスタートアップ45社を支援してきました。今年は100社が選ばれ、従来の分野に加え、音楽、教育、法律、分散型テクノロジーなど、より幅広い分野のスタートアップを対象にしています。今回のアクセラレータープログラムでは、IBMが技術面でのサポートを行い、過去にアーリーステージの起業家を1000人以上支援してきたVillage Capital社が、ビジネス面でのメンタリングを担当します。
選出にあたっては、データセキュリティのニーズやユースケース、製品市場への適合性や拡張能力、事業規模など様々な審査基準が設けられています。 最終選考まで残った企業は、複数回の面接を経て、技術面とビジネス面の両方で審査されました。
Moonstakeは、Maat.ai、Cryptomate、PayDayなどの世界的な分散型プロジェクトと並んで、このプログラムに選出された数少ないブロックチェーン・スタートアップの一社です。アジア最大のステーキングネットワークの構築を目指してきたMoonstakeは、事業開始から1年でステーキング総額1500億円に達し、世界トップ10のステーキングプロバイダーに成長しました。これまでのMoonstakeの躍進の成果は、ステーキング業界の中でも高く評価されており、多方面からの信頼を得ることで、今回のプログラム参加に繋がったと認識しています。
Moonstakeの創設者である手塚満氏のコメント
MoonstakeがIBM Hyper Protect Program 2021に選出されたことを、大変喜ばしく思います。数ヶ月前からIBMとVillage Capitalとの間で継続的に議論がなされ、Z Dayのグローバルイベント内で、IBMから正式な発表がされました。プログラムの趣旨は、ステーキングユーザーに対して安心安全な利用環境を提供していくというMoonstakeの使命と一致しています。この機会を通じて、今後のサービス向上をより一層加速していきたいと考えています。
Moonstakeが選出されたプログラム内の「Cohort 4 and Friends of Hyper Protect」は、米国、UAE、英国、イスラエル、シンガポール、など、24カ国から集まったフィンテック、ヘルステック、インシュアテック(保険”Insurance”×テクノロジー”Technology”)、レグテック(規制”Regulation”×テクノロジー”Technology”)、リーガルテック、データテックのスタートアップ55社で構成されています。Moonstakeは、IBM Hyper Protectの一員としてブロックチェーン製品やソリューション企業を代表できることを光栄に思うとともに、世界中のユーザーコミュニティやビジネスパートナーのニーズに応えるべく、事業やサービスの拡大に向けて今後も尽力していきます。
Moonstakeについて
Moonstakeは世界各地域のブロックチェーン市場で高まる需要に答えるステーキングプールプロトコルを開発することを目的に、近年設立されました。Moonstakeはステーキングプールの技術プロトコルを開発し、パートナーや企業にビジネスサービスを提供しています。
Moonstakeは、暗号資産保有者にアクティブな環境を提供することで、アジア最大のステーキングプールネットワークとなることを目指しています。Moonstakeは、Emurgo、Ontology、NEO、Astarなどの評判の高いブロックチェーン企業とのパートナーシップを通じて、ステーキングエコシステムを構築しています。2021年5月Moonstakeは、シンガポールの上場企業であるOIO Holdings Limited(SGX:OIO)によって買収され、さらに組織の強化体制を促進しております。
2020年8月に開始された本格的なオペレーションにより、事業を拡大し、現在のステーキング資産総額は14億米ドルを超えています。