Moonstakeは、FIOプロトコルとのパートナーシップを発表します。このパートナーシップを通じて、MoonstakeはFIO開発チームと協力し、FIOネットワークの公式ブロックプロデューサーとして、Moonstakeウォレット上でFIOトークンのステーキング機能を実装します。
Moonstakeは、2020年にアジア最大のステーキングネットワークの構築を目指し、ステーキング事業を開始しました。以来、2000以上の暗号通貨に対応した最も使いやすいWeb WalletとMobile Wallet(iOS / Android)を開発しました。2020年8月に本格的な運用を開始した後、Moonstakeのステーキング資産総額は18億ドルに達するまで急速に成長し、Moonstakeは世界のトップ10ステーキングプロバイダーの1つになることができました。現在、Moonstakeは14種類の高需要PoSコイン、2種類の高需要NFT標準ERC-721、Cardanoのステーキングをサポートしています。
一方、FIO(Foundation for Interwallet Operabilityの略)は2020年に設立され、あらゆる種類のトークンやコインをより簡単にそして安全な取引を可能にすることを目的としています。FIOプロトコルは、暗号資産のユーザー体験が複雑化しないように設計されており、より多くの方に暗号資産の利用を増加させていくための基礎を築くものです。長い複雑なアドレスは、「user@fio」のようなユーザーがカスタマイズしたFIOアドレスに置き換えられ、分散型の送受信と支払い請求(請求書、注文カートなど)、さらに、すべてのブロックチェーンで機能するクロスチェーンのエンドツーエンドで暗号化されたメタデータが可能になりました。
現在、FIOのステーキングはメインネットで稼働していますが、正式なステーキングのアクティベーションは2022年2月22日以降となります。Moonstakeは、私たちのユーザーがステーキングしているトークンごとに最大の収益の可能性を楽しむことができるよう、サービスがアクティブ化前にMoonstakeウォレット内でFIOのステーキングを可能にすることをを目指しています。MoonstakeとFIO Protocolのコラボレーションは、Moonstake ウォレット上のFIO保有者に満足のいくステーキング体験を提供していきます。
Moonstakeの創設者である手塚満氏のコメント
“デジタルアセットのユーザー体験を簡素化し、強化することを目的としたブロックチェーンプロトコルのリーディングカンパニーであるFIOと提携できることをとても喜ばしく思います。暗号資産の送受信は、ユーザーにとって最もベーシックな行動です。FIOのソリューションがもたらす機能により、さらにMoonstakeのサービスを高めることで多くのユーザーに満足していただけると確信しております。
この戦略的パートナーシップを通じて、FIOの素晴らしいエコシステムを世界中のユーザーコミュニティに提供するとともに、暗号資産コミュニティ全体に大きな価値を提供するためにチームとのより深い協力の機会を楽しみにしています。”
FIOプロトコルのマネージングディレクターであるルーク・ストークス氏のコメント
“FIOプロトコルが現在Moonstakeのステーキングエコシステムによってサポートされている優れたトークンプロジェクトのファミリーに加われることを誇りに思います。私たちが暗号資産の送受信の使いやすさを向上させることに注力しているように、Moonstakeはトークンのステーキングに関わるプロセスを非常にシンプルなものにしています。我々は、世界の人々のために暗号資産をよりシンプルにするためにMoonstakeと協力していけることを楽しみにしています。”
Moonstakeについて
Moonstakeは、企業や個人向けに分散型ウォレットサービスを開発・運営する世界有数のステーキングサービスプロバイダーです。
Moonstakeは2020年4月のサービス開始以来、Cardanoの構成要素であるEmurgo、Polkadotと連携したブロックチェーンAstar Network Stake Technologiesの開発者、5000万人以上のユーザーを持つTRON Networkなど27社の大手プラットフォームプロバイダーとパートナーシップを組んでいます。2021年5月、Moonstakeはシンガポール証券取引所に上場しているOIO Holdings Limitedの完全子会社となり、企業としての信頼性をさらに高めています。
Moonstakeは、ブロックチェーン技術を活用し、安全性・信頼性の高いデジタル資産管理ツールを誰もが簡単に利用できる世界を目指しています。
Moonstakeのステーキングビジネスについて
2021年9月時点で6300億円の市場に成長したステーキング業界に対し、Moonstakeはユーザーからの入金を必要としない分散型のステーキングサービスを提供し、自社のバリデーションノードに加え、世界中のノードに対応しています。Moonstakeは現在、12のブロックチェーンのステーキングをサポートしています。ステーキングの総資産は18億米ドルで、全世界のユーザー基盤を有し、同年6月には全世界の1万以上のプロバイダーの中で3位にランクインしています。
FIOプロトコルについて
Foundation for Interwallet Operability (FIO) は業界コンソーシアムで、主要なウォレット、取引所、暗号決済プロセッサー、その他様々な団体やコミュニティメンバーで構成され、FIOプロトコルを通じてブロックチェーンのユーザビリティを追求することに専念しています。
FIOのビジョンは、コミュニティとブロックチェーンエコシステムに導かれた分散型自律コンソーシアム(DAC)として運営されることです。私たちは、FIOプロトコルの定義に協力し、ブロックチェーンのユーザビリティを向上させるためのフィードバックを提供するために、すべての人が参加することを推奨します。当財団は、「オープンと透明性」、「コミュニティの多様性」、「公平性」を重視しています。